「じぶんホールディングス」のB/Sを眺めてみる(アップデート版)
新年あけましておめでとうございます。
という時期では既にないですね・・・(苦笑)
ブログの更新もすっかりサボってしまっています。
バフェットの手紙の翻訳記事の更新も止まってしまって、ちょっとどこかで奮起して再開しなきゃなとは思っているのですが・・・。
さて、ブログの更新はサボっていましたが、投資活動は細々とながら続けています。
2010年の投資活動を振り返ると、通年のパフォーマンスは2009年末比で約-8%となり(配当金・確定損益・評価損益込み、増資分除く)、決して納得のいく結果ではありませんでした。
それは反省材料として今年以降の投資判断に活かしていかなければなりませんが、ここで別の視点から昨年の投資活動の進捗を振り返ってみたいと思います。
2009年末に 「じぶんホールディングス」のB/Sを眺めてみる という記事を書きましたが、2010年末時点での自分の株式ポートフォリオをひとつの持ち株会社、投資先をホールディングス傘下の事業子会社と捉えて、ホールディングスの貸借対照表(バランスシート、B/S)を眺めてみようというものです。
作成の流れは上の記事で示した通りですが、もう一度簡単に説明します。
①各投資先企業の直近四半期(今回の場合は9月末決算~11月末決算)の決算書から貸借対照表の数値を集計
②各勘定科目の数値を各企業の発行済株式数(自己株式控除)で割り、1株あたりの数値を算出
③自分のポートフォリオの持株数を乗じて持分相当額を算出
④投資先ごとの各勘定科目の持分相当額を合計
という感じです。
僕の昨年末時点のポートフォリオについて、以上の算出を行ったのが下表です。
さらに、比較のために2009年末と2010年末の各ポートフォリオおよび投資額をグラフにしました。
なお、前回の記事では11月末と12月決算の数値が反映されていませんでしたが、今回はそれらをアップデートしています。
また、投資額については時価ではなく株式取得に要した金額を表示しています。
こうしてみると、投資額もそれなりに積み増していますが、それ以上に貸借対照表上の資産と資本(株主持分)は増えていて、財務健全性も全体としては心配のない水準なのかなといったところですね。
そういえば、前の記事でルックスルー利益も集計をしますと言っていたのにすっかり忘れていました・・・。
プライベートではその辺りも管理はしているのですが、最近ルックスルー利益の視える化を推進しているこちらのブログを読ませて頂いて感心したので、それを参考に「じぶんホールディングス」の連結損益計算書も作ろうと思います。
それでは、最後になりましたが、当ブログをご覧になってくださっているみなさん、今年もよろしくお願いします!