はじめてのかぶぬしそうかい
へいせい二十一年九がつ二十五日 金よう日 はれ
きょう、ぼくがかぶをもっている「三こうマーケティングフーズ」というかいしゃのかぶぬしそうかいにいってきました。
かぶぬしそうかいというのは、かぶしきかいしゃが大じなことをきめるときに、かぶをもっているかぶぬしの人たちにとうひょうをしてもらって、たすうけつできめるかいのことだそうです。
ぼくは、かぶぬしそうかいにさんかするのははじめてなので、きのうのよるはワクワクドキドキしてねむれませんでした。
かいじょうは、いけぶくろのホテルメトロポリタンという大きなビルでありました。
かいじょうのまえでは、スーツをきたしゃいんの人たちが大きなこえで「おはようございます!」といっていて、ぼくはすこしビックリしました。
かぶぬしのひとたちはおじいさんやおばあさんがおおくて、ぼくくらいのとしの人はほとんどいないみたいでした。
十じになると、とりしまりやくやかんさやくの人たちがまえに出てきて、ひらばやしみのるしゃちょうがあいさつをしてそうかいがはじまりました。
ぜんねんどのかいしゃのぎょうせきのせつめいやとりくみ、こんねんどのじぎょうてんかいなどのVTRがながされました。
三こうマーケティングフーズのいざかやぎょうかいは、いんしゅうんてんのとりしまりきょうかや、しょうひしゃの外しょくをひかえるけいこうがつづいてきびしいですが、その中でもすこしうり上だかやりえきがへっただけでがんばっているな、とおもいました。
VTRではていかかくブランドへのてんぽへんこう・しんきしゅってんやコストコントロール、ひアルコールせいじぎょうのうどんぎょうたいへのしんきしゅってんなどのとりくみがよくわかりました。
VTRのあとは、かぶぬしの人たちからのしつぎおうとうのじかんでした。
かぶぬしの人たちからはいろいろなしつもんが出ました。
かぶかが下がっているのをどうおもっているのか、というおきまりのしつもんのほかに、ていかかくてんぽをてんかいしていままでのりえきりつがいじ出きるのかというしつもんとか、いざかやのランチはもうからないとたしゃでは言っていたが、おんしゃがおこなっているのはなぜか、というしつもんなど、いいしつもんもいくつか出ていました。
それから、かぶしきをもっていないとりしまりやくがいるのはおかしいのでは、というしつもんが出ました。
ぼくもとりしまりやくのひとたちにはじしゃのかぶをもってもらいたいとおもいます。
でもかぶぬしそうかいで、なざしでせめるようないいかたはすこしいじわるだとおもいました。
ぜんぶで十五このしつもんが出ました。じぜんにてい出されていたげんぱいのりゆうについてのしつもんを入れると十六こです。
しつもんが出おわったあとで、ぎだいのけつぎがはっぴょうされ、ぜんぎだいがかけつされました。
でも、ひらばやししゃちょうとかぞくではんぶんちかくのかぶしきをもっているので、ほとんどかけつされてあたりまえです。
それでもこうしてかぶぬしそうかいをひらかなければいけないのは、大人のせかいって「たてまえ」がめんどうで大へんなんだなあ、とおもいました。
でも、いろいろなおはなしがきけたのや、おみやげのおかしがもらえたのはよかったです。
またこのかいしゃや、ほかのかいしゃのかぶぬしそうかいにも出せきしてみたいとおもいました。