投資と囲碁
ブログを開設したものの、何を書こうかとここ数日悩んでいました。
自分の投資哲学といってもブログで交流させて頂いている方々と重なる所が多かったり、
それを改まって書いてみても自分の中で新鮮味に欠けるな~などと下らないことを考えたり。
それを改まって書いてみても自分の中で新鮮味に欠けるな~などと下らないことを考えたり。
で、ふと思いついたのが「投資と囲碁」という題目でした。
なぜここで囲碁??と思われるでしょう。
囲碁というゲーム自体は知っていても、そのルールなどは知らない、という方が多いと思います。
囲碁は盤上に描かれた19×19本の交点の上に黒石と白石を交互に置いて進めていきます。
最終的には黒石・白石それぞれで区切られた領域が出来上がります。
その領域内を『地(じ)』と呼び、その交点の数(1目、2目・・・と数える)が多い方が勝者になります。
最終的には黒石・白石それぞれで区切られた領域が出来上がります。
その領域内を『地(じ)』と呼び、その交点の数(1目、2目・・・と数える)が多い方が勝者になります。
囲碁が「陣取りゲーム」と呼ばれることもあるのは以上のようなゲームの勝敗のつけ方から来ている訳です。
しかしその本質をあえて言うなら、お互いの一手一手の効率を競う(1つ石を置くことを『一手』と呼ぶ)、
あるいは一手の価値の大きさの積み重ねで勝敗が決まると言えると思っています。
あるいは一手の価値の大きさの積み重ねで勝敗が決まると言えると思っています。
といっても、局面ごとにどの場所の『一手の価値』が最大か、というのは刻々と変わりますし、
どこが最大か、などとはっきり言えない場合がかなり多いです。
また『一手の価値』の大小も数字ではっきりと示されるものではない場合がほとんどです。
どこが最大か、などとはっきり言えない場合がかなり多いです。
また『一手の価値』の大小も数字ではっきりと示されるものではない場合がほとんどです。
そのようにに不確かさを多分に含みながらも、より「価値ある手」を見つけようとするアプローチ・・・僕は囲碁のそこに投資活動に通ずるものを感じるのです。
最初にどこから打ち始めるか・・・ある程度の定石はありますが決まったものではなく、どこから打ち始めても良い。
それゆえに囲碁は自分自身の価値観を反映させやすい。
いえ、むしろ自身の価値観が必然的に盤上での戦い方に出てしまうという特徴があります。
実際、プロ棋士の戦い方の特徴(棋風)を見ても百人百色、全く同じものは一人としてありません。
いえ、むしろ自身の価値観が必然的に盤上での戦い方に出てしまうという特徴があります。
実際、プロ棋士の戦い方の特徴(棋風)を見ても百人百色、全く同じものは一人としてありません。
投資においても(ここでは株式投資について意図していますが)投資対象の価値判断は重要ですが、
それと同等かあるいはそれ以上に、投資先企業の事業内容や経営者、企業理念などが自身の価値観に照らして共感できるか、という側面も重要だと思います。
それと同等かあるいはそれ以上に、投資先企業の事業内容や経営者、企業理念などが自身の価値観に照らして共感できるか、という側面も重要だと思います。
→To be continued・・・?